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環境への取組み

脱臭システム

匂いの軽減も環境配慮だと考える
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2007年。養豚先進国デンマークのスコブ社の設備に東京大学の光触媒技術を取り入れた脱臭システムを名和農場の堆肥発酵設備に導入しました。1段目のフィルターで粉塵を捕集し、2段目のフィルターでアンモニアを分解することで外に出る500ppmのアンモニアを7~8ppmまで軽減することに成功しました。しかし養豚事業を続ける限り匂いを軽減することは、これからも取り組んでいくべき課題です。

メタン発酵施設

バイオマスを有効利用できる施設
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2000年。5億円の費用をかけ名和農場にメタン発酵糞尿処理プラントが完成しました。限りある地球資源を節約するため、メタンガスを発酵させて熱エネルギーとして再利用をしています。



エコフィード

1年間で2500トン程度の食品かすを有効利用
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エコフィードとは、地球の資源を守るため、食品工場の製造工程で発生した食品の残りかすを再利用した家畜用の飼料です。本来であれば利用用途がなく捨てられるはずだったエコフィードを、養豚飼料の一部原材料として1年間で約2500トンを利用しています。


飼料米

減反された約60万平方メートルの田んぼを再生
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日本の国内で生産される米の生産高を調整する減反政策により、日本の各地でたくさんの田んぼが荒地に姿を変えています。米作農家との共同で飼料に米を使うことで年間約60万平方メートルの荒れている田んぼを緑に変えています。



糞尿の堆肥活用

地域の人に喜んでもらえる良質な堆肥をつくる
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養豚事業で排出された糞尿は、堆肥の処理施設を通して農業に利用可能な堆肥として生まれ変わります。阪神畜産グループの豚糞堆肥は、牛糞堆肥のように水分や繊維が多くなく、匂いの少ない顆粒状であり、ブロードキャスターなどの機械による散布が可能となっているため使いやすいという評判を頂いております。生産した堆肥は、循環型社会と地域社会に貢献するため、地元の畑や家庭菜園などにお使いいただいています。